鷹・有原航平、黄色のネクタイで入団会見 自ら用意「溶け込もうかなと思って」
レンジャーズ傘下3Aを自由契約となりホークス入り
ソフトバンクは28日、有原航平投手の入団会見を福岡市内のホテルで行った。背番号は「17」。黄色のネクタイを締めて「まず最初はこういうところから溶け込もうかなと思って。これは(この日のために)準備しました」と壇上に上がった。
2019年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してレンジャーズに移籍した。2シーズンで15試合に登板して3勝7敗、防御率7.57。2021年5月には右肩を手術するなど結果を残せず、NPBに復帰。ホークス入りの決め手には「この2年間、そこまで先発としての数もこなせていなかった。その中で高い評価をしていただいたので。このチームでやってみたいと思ったのが一番のきっかけです」と話した。
ホークスの中で印象的な試合、選手を問われると「何試合も投げてきたので。この試合というのはわからないですけど。柳田さんには何本もホームランを打たれているので。柳田さんの印象が強いです」と苦笑いで明かした。2020年は11打数4安打1本塁打という成績。同じ広島出身で面識もあるといい、ホークスの主砲が同僚となることが頼もしかった。
有原は2014年にドラフト1位で日本ハムに入団。NPBでは通算で129試合に登板して60勝50敗2セーブ、防御率3.74で、2019年には15勝を挙げて最多勝に輝いた。3年ぶりのV奪回を目指すホークスにとって、大きな戦力が加わった。
(竹村岳 / Gaku Takemura)