補強繰り返したのに…上がらぬエンゼルスの“評価” 予想スタメン豪華も名ばかりか

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

現時点での各チーム予想スタメンをランキング

 MLBのストーブリーグは佳境を迎え、各球団の2023年の陣容は整いつつある。米スポーツ専門局「ESPN」は、現時点で予想される各チームのスタメンを“格付け”。低迷脱出に向けて補強を繰り返してきたエンゼルスは、まさかの18位と低評価だった。

 エンゼルスは昨季、大谷翔平投手が二刀流で躍動したり、マイク・トラウト外野手がア・リーグ2位の40本塁打を放つ活躍を見せたりしたが、73勝89敗の成績に終わった。9年ぶりのプレーオフ進出を目指す今季に向け、今オフにはタイラー・アンダーソン投手やブランドン・ドルーリー内野手、ハンター・レンフロー外野手らの補強に成功。課題と向き合ったオフとも受け取れるが、ESPNの打線ランキングでは18位だった。

 2番にトラウトを置き、3番・大谷、4番・レンドン、5番・レンフローのクリーンアップ。新加入のドルーリーが下位打線に入り、捕手は期待の若手オーハッピーを選んだ。強みは長打力や打席での粘り強さと分析。弱点はコンタクト力、インプレー打率、機動力の生かし方と指摘している。

 ESPNは、トラウトとレンドンがシーズンを通してプレーできると仮定。レンドンはこの2年間で105試合の出場で、トラウトは155試合の出場にとどまっているだけに、今季も故障など離脱をよぎなくされれば、さらに貧弱なラインナップになる可能性も考えられる。

 ランキングの1位はパドレス。次点でカージナルス、ブレーブス、アストロズ、ブルージェイズの順で並んだ。この予想とシーズンの結果は合致するのか、開幕が待ち遠しい。

【予想スタメン】めちゃ豪華な顔ぶれなのに…なぜか評価が低いエンゼルスの予想ラインナップ

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