千賀滉大のためにメッツが粋な“神配慮” 異例の大移動…クラブハウス大幅模様替え

メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】
メッツ・千賀滉大【写真:ロイター】

スタッフ用ロッカーが監督室の隣からクラブハウス近くへ

 ソフトバンクから海外FA権を行使してメッツに移籍した千賀滉大投手がメジャー1年目から適応できるように、球団が動いた。これまで監督室の隣にあったスタッフ用のロッカールームが、クラブハウス近くに移されることになったと、米紙「ニューヨーク・ポスト」が伝えている。

 バック・ショーウォルター監督は「理由の一つは、センガの通訳が彼のロッカー近くにいられるようにするためだ」と説明。「もしかしたら(選手の)ロッカールーム内に通訳のロッカーを設けることになるかもしれないが、それはできれば避けたいと思っている。私には、ロッカーで着替えるのは選手だけであるべきという信念がある。センガがチームメートと交流すればするほど、より自然に関わることができるようになるはずだ」と語ったという。

 千賀がシアトルで自主トレを行っていた際に足を運んだジェレミー・ヘフナー投手コーチは、「ユーモアのセンスがある。英語は全く話さないが、皮肉っぽく、一緒にいて楽しい。とてもエネルギッシュで、いつも笑顔だし、彼の近くで数日間過ごすことができてとても楽しかった」と対面を振り返っている。

 5人ローテーションやマウンド、ボールなど千賀にとって慣れないといけない部分は多いが、球団をあげてのサポートを受けている。

【写真】千賀のメッツ仕様のグラブ

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