元侍J戦士でも厳しい立場…空前の大シャッフル ハムは8人の大混戦、どうなる守備の要

日本ハムは支配下8人の争い、西武は森の穴をどうカバーする?

 大混戦となりそうなのは日本ハム、DeNA、西武か。日本ハムは、オリックスからFA宣言した伏見寅威、中日を退団したマルティネスを獲得した。支配下では最多の8人。昨季は宇佐見真吾が最多の81試合を守ったが、新庄剛志監督は誰を起用するだろうか。

 DeNAは昨季93試合出場の嶺井博希がFAでソフトバンクに移籍し、混戦に。大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した松尾汐恩が1軍キャンプに抜擢。球団初の高卒新人捕手開幕スタメンの可能性もありそうだ。また、森が流出した西武も混沌。古賀悠斗、柘植世那、中熊大智が1軍キャンプに選ばれている。

 新たに嶺井を獲得したソフトバンクは渡邉陸も台頭し、甲斐拓也も決して安泰ではないだろう。新井新監督率いる広島は昨季主に三塁を守った坂倉将吾が捕手専任となる見込みで、2019年プレミア12で侍ジャパンにも選ばれている會澤翼も厳しい立場になる。

 2月のキャンプインまで残りわずか。大方の予想を覆す、“サプライズ台頭”はあるだろうか。

(Full-Count編集部)

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