ドラフト候補が米独立球団と再契約 元パナソニック吉川峻平、社会人からメジャー挑戦

Dバックス傘下時代の吉川峻平【写真:Getty Images】
Dバックス傘下時代の吉川峻平【写真:Getty Images】

2021年には3Aまで昇格、秋季リーグで好投したが…

 米独立「フロンティアリーグ」に所属する「シャンバーグ・ブーマーズ」は29日、元パナソニックで昨季も在籍した右腕・吉川峻平投手との契約を発表した。ここでのプレーは2年目となる。

 吉川は関大から社会人野球のパナソニックへ進み、シンカーを武器に活躍。NPB球団もドラフト候補として注目していた。ただ2018年夏、ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び米国へ渡った。2019年に実戦デビューすると、2021年には3Aまで昇格。オフのアリゾナ秋季リーグで好投したが、昨年3月31日に解雇されていた。

 昨季シャンバーグでは20試合に投げ7勝9敗、防御率5.43。ダイヤモンドバックスとの契約時に、社会人野球の規定に反したため今後連盟への登録を認めないという、事実上の永久追放処分を受けている。昨オフのNPBドラフト会議では指名がなかった。

(Full-Count編集部)

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