巨人の新外国人5選手が入団会見 V奪回へ原監督も期待…元・超有望株やキューバ剛腕

巨人は新外国人選手の入団会見を行なった【写真:小林靖】
巨人は新外国人選手の入団会見を行なった【写真:小林靖】

V奪回の命運握る5人に原監督「勝ち抜いてくれると思う」

 巨人は29日、都内のホテルで新外国選手5人の来日会見を行なった。先発ローテ入りを期待される右腕のタイラー・ビーディ投手(前パイレーツ)、左腕のフォスター・グリフィン投手(前ブルージェイズ)、キューバ出身でセットアッパー候補右腕のヨアン・ロペス投手(前メッツ)、左腕のヨアンデル・メンデス投手(メキシカンリーグ・モンテレイ)、レギュラー中堅手として期待されるルイス・ブリンソン外野手(前ジャイアンツ)だ。

 原辰徳監督も同席し、5選手はそれぞれシーズンへの抱負を語った。巨人は昨季、Bクラスの4位。2020年以来となる優勝を果たすには、助っ人の働きも大きな要素だ。原監督は「あと少しで宮崎キャンプという中、新しいチームが必要とする助っ人という部分は、非常に大きなウエートを占める。今年、このメンバーとともに目標に向かって戦えることは、うれしい。現有の選手たちも素晴らしい選手が多いが、競争を勝ち抜いてくれると思う」と期待した。

 巨人には昨季支配下の外国人選手が9人在籍したが、残留したのはアダム・ウォーカー外野手ただ1人。CC・メルセデス投手、グレゴリー・ポランコ外野手(いずれもロッテに移籍)らを一気に放出し、大幅に入れ替えた。新助っ人勢が、巨人のV奪回の鍵を握っていることは間違いない。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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