原監督が明かす新助っ人ブリンソンの起用法「センターをしっかり」「早い打順を」
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丸佳浩が守ってきた中堅に“世代交代”、元メジャードラ1に期待
巨人は29日、都内のホテルで新外国人選手5人の来日会見を行った。原辰徳監督も同席し、V奪回へ必須の戦力への期待を語った。ルイス・ブリンソン外野手については「私の中では彼がセンターをしっかり守る」と、かつてのメジャードラ1選手に大きな期待をかけた。
会見の冒頭、原監督は各選手を自身の言葉で紹介。その中でブリンソンについては「センターの中心として守備力も走力も、打力も優れた選手です。私の中では彼がセンターをしっかり守る。早い打順を打ってくれたらな」と、中堅を守った上で、上位打線に置く構想を明らかにした。
巨人の中堅は近年、丸佳浩外野手が主に守ってきた。2020年以来、3年ぶりとなるV奪回へ、思い切った変革をはかり、競争を促していく。
ブリンソンは2012年のMLBドラフトで1位指名を受け、レンジャーズに入団。超有望株と見られていた時期もある逸材。昨季はジャイアンツで16試合出場に終わったものの、潜在能力に大きく期待している。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
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