契約翌日に開幕絶望… ヤ軍加入後“大失速”、不運続きの右腕を米記者酷評「失敗作」
ヤンキースのモンタスは昨季途中にヤ軍加入も振るわず
ヤンキースのフランキー・モンタス投手に厳しい声が浴びせられている。昨年のトレード期限にアスレチックスからヤンキースに移籍。今年1月13日(日本時間14日)に年俸750万ドル(約9億7000万円)で合意し、調停を回避したが、翌日に右肩炎症で開幕から1か月は戦列を離れる見込みであると伝えられた。この事態に、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「失敗作」と酷評した。
昨年ヤンキース加入後は8試合に先発して1勝3敗、防御率6.35と振るわず、9月半ばには肩の故障で離脱した。同記者は「彼らのトレードにおける1番のターゲットは当時レッズのエースだったルイス・カスティーヨだった。トレード案にジェイソン・ドミンゲスを入れた。しかし重要な有望株のアンソンー・ボルピをリストに含ませることを拒んだ」と顛末を明かした。
カスティーヨは現在マリナーズのエースとなっているだけに、周囲の見る目も厳しい。なお米メディア「CBSスポーツ」によると、2023年の球団内有望株ランキングでドミンゲスは3位、ボルピは1位となっている。
ニューヨークの放送局「SNY」は、ヤンキースのアーロン・ブーン監督が20日(同21日)にモンタスの近況を報告し、トレーニング開始の許可を医師から先日得たばかりで、順調に進めばすぐにでも投球プログラムを開始できると明かしたと伝えている。辛辣な声を跳ね返すだけの活躍ができるだろうか。
(Full-Count編集部)