高橋尚成氏が韓国・斗山インストラクター就任 イ・スンヨプ監督「大きな助けに期待」

元巨人・高橋尚成氏【写真:編集部】
元巨人・高橋尚成氏【写真:編集部】

2月8日に豪州・シドニーでチーム合流、2週間の指導予定

 韓国プロ野球の斗山ベアーズは31日、巨人やDeNAでプレーした高橋尚成氏をキャンプでの投手インストラクターとして招へいすると発表した。「OSEN」などの韓国各メディアが報じている。斗山は今年からロッテ、巨人、オリックスでプレーしたイ・スンヨプ氏が監督を務めており、元巨人の後藤孝志氏もコーチとして在籍する。

 高橋氏は2月8日に、斗山が豪州・シドニーで行っているキャンプに合流し、約2週間指導の予定だという。「OSEN」は「招へいはイ・スンヨプ監督との縁で実現した」と報じた。2人は2006から4年間巨人で同僚だったことがあり、イ・スンヨプ監督は「米国と日本で先発、ブルペンの双方を経験した高橋インストラクターが、若い左腕の成長に大きな助けになることを期待する」とコメントしている。

 2000年に社会人野球の東芝から巨人入りした高橋氏は、NPB通算で261試合に登板し79勝73敗15セーブ、防御率3.79。2010年から4年間はメッツ、エンゼルス、パイレーツ、カブスとメジャー4球団で通算168試合に登板している。2014年にDeNAで日本球界へ復帰し、2年間プレーした後引退していた。昨年8月には巨人の臨時投手コーチを務めている。

(Full-Count編集部)

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