鷹とハムの“違い”に「びっくり」 近藤健介が語る…初日に感じた意外な特徴とは?

最後まで残ってロングティー、個人練習も大切に「鷹の近藤」へ

 日本ハムと比べ、ソフトバンクの練習には「団体」として動く時間が多かった印象を持ったようだ。練習の流れや狙いについては、近藤が「師匠」と仰ぐ長谷川打撃コーチが教えてくれた。「初めての練習ばかりで、意図を分かって練習した方が身にもなると思いますし。そういう意味でアドバイスをもらいました」。ソフトバンクの人たちと意見をすり合わせて「ホークスの近藤」を築き上げようとしている。

 まだまだホークスに来て日は浅い。スタッフも含め、顔と名前が一致する人間は「20%くらいです」と苦笑いだった。選手が多ければスタッフの数も多くなるだけに「筑後(に行ったとき)でも、本当に人数の多さにびっくりしています。これから一緒にやる人たちなので。しっかり覚えていきたいです」とグラウンド外でも力を込めていた。

 メーングラウンドに最後まで残り、ライトスタンドに向かってロングティーを行った。団体で動くキャンプではあるが、個人としての時間の過ごし方もシーズンへの大きな鍵となるはず。日本ハムでの経験を大切にしながら、いち早くホークスに慣れていくことを近藤も目指している。

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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