9歳のヌートバー少年が語った“日本愛” 胸に抱き続けた「侍ジャパン」への憧れ
あどけない表情のヌートバーは日本語で「こんにちは」
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、野球日本代表「侍ジャパン」の一員として出場するカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は、この日を子どものころから待ち望んでいたようだ。9歳時の動画が公開され、日本代表入りの夢を熱く語っている。
現在25歳のヌートバーは米放送局「バリースポーツ」の番組に出演。その際に9歳の時の動画が紹介された。あどけない表情のヌートバー少年は「こんにちは」と日本語で話し、「日本人です。私の祖国である日本を代表してプレ―することを願っています」などと思いを明かしている。
番組では、日本代表入りを打診された時のことを明かした。エンゼルス大谷翔平投手の通訳を務める水原一平氏と連絡を取り合ったといい「もし出場可能なら、私は日本代表に全てを捧げる」と答えたそうだ。連絡を受けた時は「最高の瞬間だった」とも述べている。
さらに大谷にも言及し「彼に会って、プレーを見られることに興奮している。彼のような選手とプレーできることは、めったにない機会だ」と同じチームでプレーすることの喜びを吐露。また、「彼らの文化をリスペクトしたいと思っている。いいチームメートになりたい」と日本代表に思いをはせていた。