侍ジャパン外れた筒香嘉智「現状での日本のベスト」 WBC前回大会は4番も「全力で応援」
2017年の前回大会は侍ジャパンの4番を張った
メジャー挑戦4年目を迎える筒香嘉智内野手が6日、オンライン取材に応じ、6年ぶりに復活するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ出場する日本代表「侍ジャパン」について「現状での日本のベストメンバー」と評した。自身はメジャー挑戦4年目。今回は代表から外れているものの「僕も全力で応援させていただきます」と注目している。
筒香は前回、2017年に行われたWBCでは代表の4番打者を務め、1次ラウンド3試合で打率.364、2本塁打、5打点を記録。B組のMVPにも輝いている。今回は代表から漏れたものの「現状での日本のベストメンバーが揃っていると思いますし、僕自身も同じ日本人として本当に楽しみにしています。変なプレッシャーを感じず思いきりプレーしている姿っていうのは全国の皆さんに伝わると思いますので、僕も全力で応援させて頂きます」と熱い視線を送っている。
また、日本代表の4番を背負うという経験を「日本代表として、日本の日の丸を背負って戦うのは人生においても貴重な時間だったと思っています」と振り返っている。
筒香は2010年にドラフト1位指名でDeNA入り。10年間プレーしたあと2020年からポスティングシステムを使ってレイズへ移籍した。2021年にはマイナー降格も経験しながらドジャース、パイレーツと3球団でプレー。昨季はパイレーツでシーズンインしたものの8月に退団し、ブルージェイズ傘下でのプレーを選んだ。今季はレンジャーズとマイナー契約し、春季キャンプには招待選手として参加することになっている。
(佐藤直子 / Naoko Sato)