筒香嘉智がマイナー契約を選んだ理由 日本復帰を蹴ってでも…ブレない“心の軸”

レンジャーズ傘下・筒香嘉智(写真はパイレーツ時代)【写真:Getty Images】
レンジャーズ傘下・筒香嘉智(写真はパイレーツ時代)【写真:Getty Images】

昨季終了後に日本球団から複数オファー「非常にありがたい話」

 レンジャーズとマイナー契約を結んだ筒香嘉智内野手が6日、オンライン取材に応じ、米球界4年目で選んだ道について想いを明かした。日本からも「非常にありがたい話で何球団もオファーをいただいた」という中で、なぜレンジャーズを選んだのか。

 2020年にレイズと契約し、渡米を決めたその日から「メジャーで活躍したい」という心の軸は変わっていない。ブルージェイズ傘下マイナーで昨季終了を迎えた後、日本球界復帰へ数多くの誘いを受けたが、「日本でのプレーを第一に考える感覚は、僕の中ではなかったです」ときっぱり。代理人を務めるジョエル・ウルフ氏らと話し合いを重ねる中で「僕自身がレンジャーズでプレーさせていただきたいと、最後に決断しました」と明かした。

 決断のポイントは、人と人とのつながりを大切にする男らしいものだった。「色々なオファーをいただく中で、レンジャーズのフロントオフィスの方々、関係者の皆さんに対して、僕が感じた信頼が決断した一番の理由です」。筒香によれば、レンジャーズは米球界移籍を決めた時から獲得に興味を示していた球団の1つだったという。この3年間、思うような結果は残せていないが、自分の可能性を信じてオファーし続けてくれる姿勢がうれしかったのだろう。

完治した腰、取り戻した自信「スイングは非常にいい感覚」

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