東大と名古屋大の“秀才右腕”が社会人強豪へ 無念のドラフト指名なしも野球継続

NTT西日本入りが決まった井澤駿介【写真:小林靖】
NTT西日本入りが決まった井澤駿介【写真:小林靖】

東大の井澤、名古屋大の本田は昨秋プロ志望届を提出し注目された

 昨秋のプロ野球ドラフト会議では、各地の国立大学からプロ志望届を提出した“秀才投手”達の進路も注目された。ただ指名を受けたのは、京大から育成ドラフト7位でソフトバンクへ進んだ水口創太投手だけ。他の選手の中には、社会人野球という道を選んだ選手もいる。

 日本野球連盟は7日、3月6日に開幕する東京スポニチ大会に参加するチームに加入する新人選手を発表した。東大からプロ志望届を提出した井澤駿介投手はNTT西日本に、名古屋大からプロ志望届を出した本田健悟投手はHondaへ進むことが明らかになった。

 札幌南高出身の井澤は、1浪を経て東大農学部に進学。2年春から東京六大学リーグ戦に登板し、通算40試合で2勝21敗、防御率5.75の成績を残した。愛知・明和高出身の本田は現在愛知大学リーグ2部の名古屋大で投げながらも、最速151キロを記録し注目されていた。

 NTT西日本には井澤を含め7人、Hondaには本田を含め6人の新人が加入する。切磋琢磨を経て再びプロの世界に挑むことはあるのだろうか。

【表】東大、名古屋大から社会人野球の強豪へ…NTT西日本とHondaの新加入選手

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