若き大砲も驚愕「僕より飛ばす」 “無名の20歳”がチーム内から期待されるワケ
育成出身の20歳・山本大斗にチーム内からは期待の声
まだプロ2試合出場の20歳が、チームメートたちから期待の眼差しを集めている。昨季に支配下登録を勝ち取ったロッテの山本大斗外野手は、プロ入り後初めて2桁背番号で球春を迎えた。今季は1軍での活躍を目指し、沖縄・石垣島で汗を流している。
昨季は7月に2軍で3試合連発を放つなどアピールを続け、同月末に支配下登録を掴んだ。その後もファームで1番や主軸を担い、チームトップとなる12本のアーチを積み重ねて2年目のシーズンを終えた。「2軍では自分のバッティングができることが増えて、チャンスの場面でも打つことができて、勝負強さがついてきたかなと思います」と手応えを語る。
シーズン最終盤には1軍初昇格を果たし、代打で2試合に出場も快音は響かなかった。「1軍で勝利に貢献するのが目標だったので、それを達成できなかったのは悔しいです」。それでも、雰囲気を味わえたのは大きな経験だった。1軍の投手のボールをイメージしながら、オフの期間はバットを振り込んだ。