大谷翔平の“相棒”がWBC出場ならず 「笑わないように頑張る」対戦を心待ちも一転
イタリア代表に内定しているとされたエンゼルスのスタッシーが入らず
大谷翔平投手の相棒も務めるエンゼルスのマックス・スタッシー捕手が、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しないことが明らかになった。出場する20の国と地域の最終ロースター30人が9日(日本時間10日)、米専門局「MLBネットワーク」で発表され、イタリア代表に内定していると報道されていたスタッシーの名前はなかった。
「高祖父母がイタリア生まれ」だと以前のインタビューで明かしていたスタッシー。マイク・ピアザ監督から声をかけられ、「国のためにプレーできるのは光栄だね。ワクワクしているし、願わくば優勝できるように手助けできたらと思う」と意気込んでいたが、代表入りはならなかった。
台北(台湾)で行われるプールAに入ったイタリア代表は、勝ち進めば準々決勝(東京ドーム)で侍ジャパンと対戦する可能性も高い。普段は球を受ける大谷との対戦にも「とても楽しいだろうね。打席で笑ってしまわないように頑張るよ。彼の球をかなり受けているから。(対戦が実現したら)いい経験になるね」と目を輝かせていたが、叶わなかった。
地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者は、「スタッシーは大会を見送り、スプリングトレーニングに留まることを決めた。エンゼルスによると、彼は怪我をしていない」と伝えた。同じく内定しているとされていたエンゼルスのデビッド・フレッチャー内野手の名前は入っており、東京ドームでの躍動も期待される。
(Full-Count編集部)