「野球をやってきてよかった」「お金がどうとかいうより」 ダルビッシュの一問一答

会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
会見に臨んだパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

球団から「すごく信頼を感じた」

 パドレスと新たに6年1億800万ドル(約142億円)で契約延長したダルビッシュ有投手が10日(日本時間11日)、本拠地ペトコパークで会見した。球団への感謝や異例契約への思いを強調。一問一答は以下の通り。

(冒頭)
「すごく素晴らしいファンベースを持つ球団、この素晴らしい気候であるこのサンディエゴの、最高の球団であるパドレスとこのような契約をこの歳で結べたことを本当に光栄に思います。自分がどこまでできるかは分からないんですけど、一日一日、今まで自分がやってきたことをしっかりできるように、これからも変わらずやっていきたいと思います」

――パドレスに今後6年間所属できることになった。
「もちろん年数とかもそうなんですけど、一回妻とオーナーさんとか(GMの)AJ・プレラーさん、(GM補佐の)ジョシュ(・ステイン)さんとのミーティングにインバイト(招待)してもらって、そこでかけていただいた言葉とかが自分たちの中ではすごく大きかったので。この6年とかそういうところにも表れていると思うんですけど。すごく信頼を感じたので、ここまで野球をやってきてよかったなと思います」

――このチームのチーム作りというのも延長する理由になるか。
「すごいチームを作ってると思うんですけど、その中に、自分をその構想の中に入れていただいたというのは光栄です」

――どのくらいの間、今のパフォーマンスを続けられると思うか。
「正直分からないです。いけるところまではいきたいと思いますし、ダメになったら潔く引こうとは思っているので。ただ去年やってきたようなことを、一日一日が最後だという気持ちでこれからもやっていきたいと思います」

――ドジャースにトレード移籍した2017年に引退について話したと思うが、どう考えの変化があったか。
「でも正直、そんな長いこと、6年とかをもらえるとは思ってなかったですし、もしいい契約をもらったとしてもそんな長くやろうとは思ってなかったですけど。妻に聞いても分かるように。ただやっぱり、ミーティングであったりとか、かけていただいた言葉、信頼というところがこういうことになったと思います」

WBCに向け「すごく楽しみにしてます」

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