中日首脳陣“背番号3桁”を相次ぎ大絶賛 オフ激変の19歳も…熾烈競争の裏に“狙い”

中日・松木平優太(左)と松山晋也【写真:小西亮】
中日・松木平優太(左)と松山晋也【写真:小西亮】

片岡2軍監督が育成ルーキーを評価「ドラゴンズの中では少ないパワー系」

 ドラ1の華やかなデビューの裏で、泥臭い椅子取りゲームも始まった。沖縄・読谷村での中日2軍キャンプで、15日に行われた沖縄電力との練習試合。先発したドラフト1位・仲地礼亜投手に続き、育成投手たちが続々とマウンドに上がった。支配下登録を目指す“戦力予備軍”のチーム内競争。首脳陣は目を細め、アピール合戦を歓迎している。

 片岡篤史2軍監督の目に最も留まったのは、背番号「211」のルーキー右腕。2022年の育成ドラフト1位で八戸学院大から入団した松山晋也投手に対し「特に松山。ドラゴンズの中では少ないパワー系のピッチャー。ブルペンでも声が出る、気迫が出るピッチャーなんで楽しみですね」と大きく頷いた。

 5回に登板し、アマチュア相手とはいえ3者連続三振と圧倒。指揮官は「投げるだけじゃなくて、フィールディングも器用ですから。楽しみですよ」と強調する。威力あるボールもさることながら、剥き出しにする闘志も期待したくなる理由のひとつ。「即2桁(背番号)になってやるという気持ちを練習から感じますね」と続ける。

片岡2軍監督が育成ルーキーを評価「ドラゴンズの中では少ないパワー系」

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