ダルビッシュvs村上宗隆に栗山監督「楽しませてもらった」 希望者殺到“夢の対決”

侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】
侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:小林靖】

ファン目線「少年のように対決を楽しむ野球、いいなあ」

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む侍ジャパンの宮崎キャンプは21日、第2クール初日を終えた。この日はダルビッシュ有投手(パドレス)が今キャンプ初の「ライブBP」に登板。計24球を見守った栗山英樹監督は「なかなか実戦が重ねられない中でしっかりやってくれている」と、メジャー組で唯一のキャンプ参加となったダルビッシュの調整具合に満足そうだ。

 攻守ともに実戦を想定した「ライブBP」でダルビッシュは、昨季史上最年少で3冠王に輝いた村上宗隆内野手(ヤクルト)と対戦。4球目にバックスクリーンへ本塁打を運ばれるシーンがあった。栗山監督は「見ていて楽しかったでしょ?」と“夢の対決”に言及。指揮官自身も「立場を忘れて、単純に楽しませてもらいました。後ろで見ている選手も声が出ていた」と言葉を弾ませた。

 大きな拍手を浴びた対決に「ファンの皆さんも喜んでくれたと思う。ワクワクドキドキ、少年のように対決を楽しむ野球っていいなぁって。ああいうのがチームの推進力になるんでね」と話した。ダルビッシュと村上の再戦を心待ちにする声もあるが「(野手陣の)みんなが打ちたい打ちたいって言っているんでね」と、次回は人気の高いダルビッシュと他の野手の対戦を示唆した。

 2月25日、26日は「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023」と題し、実戦が始まる。指揮官は「第1クールで少し疲れたと思う。少し引けるところは引いて。落とすわけじゃないですけど。いよいよ試合に入っていくので」と臨戦態勢を整えた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY