感じるWBCの重圧「不安が消えることはない」 守護神候補・栗林がもらした“本音”
この日、ブルペンで37球「真っすぐ以外は良かった」
野球日本代表「侍ジャパン」の栗林良吏投手(広島)が22日、宮崎キャンプで2度目のブルペンに入った。大城卓三捕手(巨人)を相手に、変化球を交え37球を投じた。WBC球の対応に手ごたえを感じている一方、3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)本戦については「不安は大会が終わるまでずっと続く」と明かした。
この日、ブルペンではカーブ、フォーク、カットボールを織り交ぜ、途中から打者を立たせながら感覚を確かめた。「前回(19日)の方がよかったと思うんですけど、真っすぐ以外は良かったと思います。やりたいことはできたかなと思います」と納得する。
国際大会の大舞台。2021年の東京五輪も経験しているが、今回は有観客で歓声もある。また、他国も現役メジャーリーガーが続々参加。レベルも上がり「不安な気持ちは大会が終わるまでずっと続く。自分はマイナス思考で考えるので、不安が消えることはないのかな」と本音も漏らす。
一方で、広島キャンプ時には「大きい」と違和感があったWBC球にも徐々に対応。「こっちに合流してこの間のブルペンで納得する投球ができてから、焦りはなくなって来ています」と話した。
(Full-Count編集部)