左翼・岡本和真は「全く問題ない」 正確送球に栗山監督は満足げ「意識すごく高い」
シートノックで本職の三塁ではなく左翼の守備位置についた
野球日本代表「侍ジャパン」の岡本和真内野手(巨人)が22日、宮崎キャンプのシートノックで2日続けて左翼の守備位置についた。栗山英樹監督は「今日ああいった形で実際に見させてもらって、本当に全く問題ないので、和真は幅のある選手なんだなということをみんなが確認できた」と評価。岡本の外野で起用の幅もグッと広がりそうだ。
岡本は2019年にはレギュラーシーズン17試合に左翼で先発出場したが、その後は守っておらず、三塁が本職。それでもバックホームではワンバウンドで正確な送球を返してファンの拍手を浴びる場面もあった。栗山監督も「レギュラーになったときに外野手だったこともあるし、そういうことを含めてそれぞれの選手ができる限り幅を広げようとしてくれている。できる限りの準備をしておきたかったので、本当に本人の意識もすごく高い」とうなずいた。
指揮官は「僕の場合は、ビハインドになれば前半からどんどん選手、手を打ち続けていく、最後選手がいなくなってもいくよっていうタイプなので、その幅だけは広げてもらう。ここで手を打たないといけないと思っているのに手を打たないことが一番よくないことなので、それができる準備だけは選手にしてもらう」と宣言。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で実際に左翼のポジションにつく可能性は大いにあるだろう。
(Full-Count編集部)