韓国代表21歳、朗希と投げ合い「笑ったのは私」 4年越しの再戦へ「ずっと見てきた」

佐々木朗希と投げ合った当時のソ・ヒョンジュン【写真:荒川祐史】
佐々木朗希と投げ合った当時のソ・ヒョンジュン【写真:荒川祐史】

韓国プロ野球で活躍するソ・ヒョンジュン、2019年のU-18日韓戦の記憶

 3月9日に開幕する「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」で最も注目を集めるのが、10日に行われる日韓戦だろう。2009年のWBCでは決勝で激突した両国は、この大会では実にそれ以来の激突となる。この試合を待ち望んでいるのが、韓国代表の21歳右腕、ソ・ヒョンジュン投手(KIA)だ。その理由を韓国紙「中央日報」が伝えている。

「ササキよ、あの時の日韓戦を覚えているか」という記事タイトルで分かる通り、日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)とソ・ヒョンジュンは投げ合ったことがある。2019年に韓国・釜山近郊で行われた「第29回 WBSC U-18W杯」でのことだ。スーパーラウンド第2戦で両者は先発。佐々木は1回19球を投げたところで緊急降板し、ソ・ヒョンジュンは6回2/3を投げ2失点。韓国代表が延長10回、5-4でサヨナラ勝ちするのに貢献した。

 その後は韓国プロ野球のKT入りし、1年目の2020年から13勝6敗で新人王。翌年は24試合で7勝7敗と成績を落としたものの、昨季は再び13勝と第一線で活躍し続けている。「あの大会からササキに会ったことはないけれど、映像を通じて投球は見てきました。WBCでまた会えればうれしい」と話している。

 さらに「4年前のことは生々しく思い出せます。佐々木は痩せた身体つきでも最速163キロの剛速球を投げた」としながらも「でも、日韓戦では私が“笑い”ました。6回表まで1点も与えなかった。7回に2失点して勝利投手にはなれなかったけど、日本に勝ったというだけで本当にうれしかった」と当時を振りかえる。

 ソ・ヒョンジュンが、その後も映像で佐々木の投球を見続けてきた理由は「不思議だから」だという。「どうやってあんな速いボールを投げるのか気になって、見るようになりました。もちろん同じ投手として参考になります」「完全試合ももちろん見ました。ボールが本当に“攻め落として”いた。本当にすごい投手です」。自らは140キロ台半ばの速球を中心に、カーブやチェンジアップで投球を組み立てる正統派。ヒントを探し続けているのだ。

 プロ入り後、韓国代表への抜てきは今回が初めて。「緊張もするし、ソワソワもします。誰と戦うという考えよりは日本に勝って、またWBCでいい成績を出すという気持ちでやりたい」。4年越しの再戦は、果たしてあるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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