激戦区・神奈川から北海道へ 紋別高・加賀谷実監督が進める「ルパン型」のチーム作り
茂木亜智主将「2年経って、形になってきた」
旧道都大の室内練習場でのトレーニングは、活気にあふれていた。ひとつのメニューが終わるたびに、「よっしゃ!」「次、いくぞ!」と選手が大きな声を出し、仲間を鼓舞。約3時間の練習中、そのテンションが落ちることはなかった。
時に、テンションが上がりすぎて盛り上がりすぎる場面もあったが、加賀谷監督は何も言わずに見守っていた。
「私が来たときはおとなしかったんですけど、『パッションを上げていこう!』と言い続けて、今のような雰囲気になってきました。悪ノリのように見えるときもあるけど、それは放っておいています。そこを、指導者側が止めてしまうと、大人の目を気にして行動するようになってしまう。今は、監督の目なんて気にすることはないので、やりたいことをどんどんやればいい。それぐらい振り切れてこないと、なかなか勝てるチームにはなっていきません」
