ヌートバー、大谷翔平に「会ったら思い切りハグ」 侍J入りに導いた“恩人”に感謝
バーランダー氏のポッドキャスト番組でインタビューに応じた
野球日本代表「侍ジャパン」に選出されたカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が、大谷翔平投手を“溺愛”していることで知られているベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」内でロングインタビューに応じた。日本との関りや代表入りのキッカケ、大谷についてなど語り尽くした。
日本代表入りは「可能性があると思っていた。母は日本国籍だし。資格はあるとは思ったが、日本生まれでない選手は過去代表になってなかった」というヌートバー。「ミルウォーキーにいた時イッペイ(水原一平通訳)が連絡してきて、どの程度興味があるか聞きたいと言われた。そこで『書類が必要ならなんでも送る』って返したんだ。興味は当然あった。自分に資格があるのかとか、日本側が僕に興味があるのか探るのに少し時間がかかった」と振り返る。
大谷や水原通訳とは面識がないというが「インスタをフォローされたかDMをもらったかで、“最高、こんな嬉しいことはない”って感じだった。全然知らなくて、まだ実際に会ったこともない。会ったら彼(大谷)を思い切りハグして、感謝してると伝えるよ」と笑顔を見せた。
そんな大谷とは、同じチームで世界一のために戦うことになる。「彼はおそらく史上最も才能ある選手だ。彼のやり方を見て、吸収するのが待ち切れない。チームメートになるのはとても粋な経験になる。(代表入りで)最初に思ったのはそのことだった。『この男と同じチームにならなきゃ、この男のプレーを見なきゃ』ってね」と待ちわびた。さらに「多分こっち(MLB)に来ることになるであろう若手投手らともプレーできる。とても特別な経験だ。本当に楽しみだ」と胸を高鳴らせた。
代表入りには日本人の母も大喜びだったそうで「母が育った国を代表できる。母は毎日僕を助けてくれて、僕のために多くの犠牲を払った。このことで母が注目を浴びるのは、自分にとって特別なこと」と感慨深げ。「(侍ジャパンの)グッズが全部売り切れで、母は全然手に入らないんだ。日本はものすごいことになっているようだ。待ち遠しいよ。東京ドームは大盛り上がりになるだろう。まさに夢がかなうといった感じ」と1次ラウンドでグラウンドに立つことを思い描いた。
(Full-Count編集部)