侍J、25日“初陣”スタメン発表 4番に最年少3冠王・村上宗隆、先発は佐々木朗希
栗山監督「選手の状態と試合に出た感じを一致させることがテーマ」
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む侍ジャパンは、25日にチーム結成後初の対外試合となるソフトバンクバンクとの「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 宮崎」(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)に臨む。24日にスターティングメンバーが発表され、先発は佐々木朗希投手(ロッテ)、4番は昨年史上最年少で3冠王に輝いたヤクルト・村上宗隆内野手が指名された。
1番を山田哲人内野手(ヤクルト)が務め、中軸は昨季パ・リーグ本塁打王の山川穂高内野手(西武)、村上、近藤健介外野手(ソフトバンク)という超豪華打線が形成された。なおソフトバンクの予告先発は、開幕投手を務める大関友久投手と発表された。
現役メジャーリーガーのダルビッシュ有投手(パドレス)、大谷翔平投手(エンゼルス)、鈴木誠也外野手(カブス)、吉田正尚外野手(レッドソックス)、ラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)の対外試合出場は、本番開幕直前の2試合まで待たなければならないが、それでも栗山英樹監督が考えるベストオーダーの片鱗が見えてきた。
栗山監督は「こういうケースが本番でもあるだろうな、という場面では特別なサインを出すかもしれないけれど、基本的には(じっくり)見させてもらう。僕が思っている選手の状態と、試合に出た感じを一致させることが第一テーマ」と語った。
侍ジャパンは25、26日にソフトバンクと対戦後、3月3、4日にはバンテリンドームで中日戦。メジャー組合流後、WBC開幕直前には京セラドームで、6日に阪神戦、7日にオリックス戦が予定されている。