中国16失点に続き豪州まで…アマチュア相手に大量失点 元メジャー右腕が先発も

豪州代表のデーブ・ニルソン監督【写真:荒川祐史】
豪州代表のデーブ・ニルソン監督【写真:荒川祐史】

全足利クラブに4-5でサヨナラ負け、全府中野球倶楽部に13-8で打ち勝った

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンと同じ1次ラウンドのプールBに入っている豪州代表が、東京・府中市でキャンプを行っている。25日には府中市民球場でクラブチームと2試合を行い、乱打戦を繰り広げた。7回制のダブルヘッダーで全足利クラブ(栃木)に4-5でサヨナラ負けも、全府中野球倶楽部(東京)には13-8で打ち勝った。

 第1試合では昨年のクラブ選手権で準優勝の強豪、全足利クラブと対戦した。メジャー82登板、韓国プロ野球では2年連続で2桁勝利を挙げたソーポルドが先発し、3回を無失点に抑えたが、リリーフ陣が大乱調。最終回にスティーンセルが1点リードを守り切れず、逆転サヨナラを許した。全府中野球倶楽部との第2試合も8失点を喫したが、13得点を奪って打ち勝った。

 この日、侍ジャパンもソフトバンクとの初陣に臨んだが、こちらは8-4で快勝。元中日のデーブ・ニルソン監督が率いる豪州は、やや不安を残す内容となったが、肌寒い気候で投手陣の体が動かなかった可能性も。打線は破壊力がある上に、メジャー組の合流もこれからと侮れない相手ではありそうだ。23日には、同組の中国代表が社会人野球のエイジェック(栃木)に0-16で敗れている。

(Full-Count編集部)

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