ダルビッシュはなぜ若手に慕われる? 絶品コミュ術の秘訣「友達のように接している」
チーム最年長も「年齢とか気にしていない」
野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(パドレス)が27日、宮崎キャンプ最終日に取材に応じた。MLB組では唯一キャンプに参加し、NPB選手と積極的にコミュニケーションを図った。「友達と思って接した」と述べ、事前にしっかり“情報収集”していたことを明かした。
至るところで開講された“ダルビッシュ塾”。そこには気配りもあった。シーズン中からNPBの試合をYouTubeなどで見ていたというダルビッシュ。今回のキャンプ合流に際しても「みんなの動画を見てきている」と明かした。「何も情報ない状態では接していない。そこは良かった」。だからこそ“説得力”も増す。若手投手が心酔しても当然だろう。
日米通算188勝をマークするチーム最年長の36歳。経験も実績も他の選手を圧倒するが「自分が特別と思っていない」と語った。コミュニケーションを円滑に取るにあたって「友達と思って接すること。年齢とか気にしていない。同じ選手。同じ目線で話している」と明かす。
ダルビッシュを中心に結束を強めた今キャンプ。「このままの雰囲気でいけば大丈夫だと思います。このチームで1日でも長く野球をしたい思いはある」と手ごたえを口にした。
(Full-Count編集部)