“大谷モデル”採用で「自分もできる」と確信 覚醒目指す26歳左腕「たくさんアウトを」

オープン戦に登板したエンゼルスのタッカー・デビッドソン【写真:ロイター】
オープン戦に登板したエンゼルスのタッカー・デビッドソン【写真:ロイター】

新球種“大谷スライダー”で躍進を誓う

 エンゼルスのタッカー・デビッドソン投手が「大谷翔平モデル」の新球種スライダーを披露した。26歳左腕は、25日(日本時間26日)のマリナーズとのオープン戦に登板し、新球種を披露したと米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」が報じた。

“師匠”の握りを真似した新球種のスライダーを何球か試投し「ショウヘイ・オオタニの握りを採用しているので、彼のようにたくさんアウトを奪いたい」と笑った。この試合ではスライダーでストライクを取れたり、80マイル(約128.7キロ)の投球で空振りを奪うなど、手応えを感じた。

 利き腕こそ違うが、大谷が高めに投じるスライダーに着眼したデビットソンは「どうやって投げているんだろう?」と疑問を持った。オフに大谷の投球を見直し「どうやったら打者からアウトを奪えるか」を真剣に考えたという。

 研究の成果もあった。「どうやったらスライダーをあんなに上手く活用できるのか?」を考え、大谷がスライダーを投じる映像を見るたびに「自分もできる」と思うようになった。昨季2勝の左腕が「大谷モデル」の新球種で勝ち星を積み上げる。

(Full-Count編集部)

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