鈴木誠也がWBC辞退…手薄な“右の外野手” 筆頭候補は2軍キャンプ、左で穴埋めも
昨年11月の強化試合の外野手6人で、右打ちはヤクルト塩見だけだったが…
野球日本代表「侍ジャパン」に選出されていた鈴木誠也外野手(カブス)が、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を辞退することが決まった。代替選手は未定と発表されているが、最終ロースターの発表前に提出されている50人の予備登録リストから選ばれる。“右の外野手”は当初から手薄との声も出ていたが、昨年11月の強化試合のメンバーなどから代役候補を見ていきたい。
昨年11月に日本ハム、巨人、豪州代表と対戦した強化試合に選出されていた外野手は、周東佑京(ソフトバンク)、近本光司(阪神)、佐藤輝明(阪神)、近藤健介(ソフトバンク)、塩見泰隆(ヤクルト)、西川龍馬(広島)の6選手だ。その中で右打ちは塩見だた一人だったが、キャンプ途中から2軍での調整を続けており実戦もまだ未出場なだけに、招集は難しそうな状況だ。
次に候補となりそうなのは、昨季のパ・リーグ首位打者に輝いた松本剛(日本ハム)だ。昨年7月には左膝を骨折し、その後は満身創痍での出場を続けていたこともあり、強化試合には選ばれていなかった。今キャンプでは実戦にも出場しており、選出の可能性も残しているだろうか。右の外野手は、他にも杉本裕太郎(オリックス)らがいるが、左の近本らが穴埋めするのが現実的になりそうだ。
(Full-Count編集部)