WBC豪州代表の“府中愛”…お気に入りはラーメン屋 驚いた「クール」なおもてなし

オーストラリア代表(写真は昨年11月の強化試合時)【写真:荒川祐史】
オーストラリア代表(写真は昨年11月の強化試合時)【写真:荒川祐史】

東京でのWBC1次ラウンドに向けて府中市に滞在して調整中

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を目指す野球日本代表「侍ジャパン」と、12日の1次リーグ4戦目で激突するのがオーストラリア代表だ。現在は来日して東京・府中市に滞在しながら本大会に向けて調整中。代表選手らの溢れんばかりの“府中愛”を、豪州野球連盟の公式サイトが紹介している。

 ルーク・ウィルキンス投手には「本当にシンプルで、もの凄くおいしいんだ」とお気に入りのラーメン屋があり、代表メンバーもよく訪れるという。メニューは日本語で、英語を話せる店員はいないが「店のスタッフはとても親切で、料理はおいしく、スタッフはオーストラリア代表の選手が来るととても喜んでくれる」と感謝する。

 大事な大会を控え、異国の地で長く過ごすことは簡単なことではないが、グレン・ウィリアムズCEOは、府中市を「国外における私たちのホーム」と呼ぶ。昼食時や練習時にはオーストラリアの音楽を流してくれて、より快適に過ごせるように配慮してくれることもあるという。それにより、選手やスタッフらは府中の人々とのつながりを実感している。

 ウィルキンスは「ここ(府中)が大好きなんだ。みんな、僕らのことを大歓迎してくれるし、野球のことも大好きだ。ここに来ると有名人になった気分になるよ。本当に、我が家のように感じている」と喜ぶ。

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