佐々木朗希、大谷に並ぶ日本人最速タイ165キロには無関心 「内容が良くなかったので…」

中日戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
中日戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

佐々木朗希は3回1安打無失点3奪三振、自己最速となる165キロをマーク

 野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)は4日、バンテリンドームで行われた「カーネクスト侍ジャパンシリーズ2023 名古屋」中日戦に先発し、3回1安打無失点、3奪三振の好投を見せた。自己最速となる165キロをマークしたが、試合後は「今日はあまり内容が良くなかったので、そっちの方が気になります」と、淡々と振り返った。

 佐々木はこの日も160キロ台を連発、初回2死一、三塁の場面でアキーノへ投じた4球目が165キロを計測。ベンチにいた大谷翔平投手(エンゼルス)は、自身が計測した日本人最速に並ぶ剛速球に、思わず笑顔を浮かべるほどだった。

 本番に向けた最後の実戦マウンドを終えた佐々木は「内容に関してはあまり良くなかった。投げているボール自体はそこまで悪くないが、小さいなフォームの誤差がバラつきを生んだかなと思います」と、反省を口にした。165キロについても「164、65はそこまで変わらないと思うので……」と、語るのみだった。

 最終調整を終え、いよいよ9日から本戦がスタートするが「毎試合内容違うので。そのなかで怪我無く終えることができた。まだ期間あるのでキャッチボールなどで調整していきたい。勝つことがすごく大事。内容より結果にこだわってやっていきたい」と、意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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