村上宗隆、待望の1号3ラン 左中間へ“確信弾”…大谷翔平と笑顔でハイタッチ
実戦5試合でノーアーチ、16打数2安打で打率.125と苦しんでいた
野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手(ヤクルト)が7日、京セラドームで行われたオリックスとの「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」で豪快な一発を放った。9日に開幕するWBC本大会前、最後の実戦。苦しんでいた昨季3冠王に待望の1号3ランが飛び出した。
チーム結成後、初めて4番を外れた主砲が意地の一発を放った。この日、「6番・三塁」で出場し、初回2死一、二塁の第1打席だった。先発・東の150キロ直球を振りぬくと、打球は一直線へ左中間スタンドへ。実戦6試合目にして初アーチ。本塁で迎えた大谷翔平投手(エンゼルス)と笑顔でハイタッチした。
村上は2月、宮崎キャンプのライブBPでダルビッシュ有投手(パドレス)からバックスクリーン弾を放っていたが、実戦は5試合ノーアーチ。16打数2安打で打率.125と苦しんでいた。WBC開幕まで残り2日となり、主砲のバットに当たりが戻ってきた。