韓国代表、阪神に9安打7得点勝利 3失策の守乱から一変…好守連発で本戦へ勢い

阪神戦に勝利したWBC韓国代表【写真:Getty Images】
阪神戦に勝利したWBC韓国代表【写真:Getty Images】

8回には途中出場キム・ヘソンが右越えソロ

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」が7日、京セラドーム大阪で行われ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する韓国代表は阪神相手に9安打を放つなど、7-4で勝利した。

 3回に韓国2番手の左腕ク・チャンモ投手(NC)が2死二、三塁から小幡竜平内野手に直球を詰まりながらも中前にはじき返されて2点の先制を許した。しかし4回、昨季リーグ2位の防御率2.18をマークした西勇輝投手を攻め、5番パク・ビョンホ内野手(KT)の三ゴロの間に1点を返した。

 5回には2番手の二保旭投手から下位打線の3連打で同点。1番のトミー・エドマン内野手(カージナルス)が四球を選んで無死満塁とし、キム・ハソン内野手(パドレス)の遊ゴロ併殺打の間に、勝ち越した。さらに2死三塁で3番イ・ジョンフ外野手(キウム)の打席で暴投による1点を加えた。8回にも途中出場のキム・ヘソン内野手(キウム)の右越えソロなどで3点を加えた。

 6日のオリックス戦では3失策と守備が乱れたが、この日は二塁手のエドマンがボテボテのゴロに前進して軽快なフットワークで一塁で刺し、メジャーリーガー遊撃手のキム・ハソンも三遊間のゴロをスライディングキャッチでさばき、間髪入れずに一塁で刺すなど、一変して好守が目立った。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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