大谷翔平、打率.556&OPS2.044でWBC開幕へ 痛烈中前打で“4試合連続安打”
オリックスとの強化試合に「3番・指名打者」で先発出場
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が7日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 強化試合」として行われたオリックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で痛烈な中前打を放った。4回に代打を送られて途中交代。1打数1安打1四球だった。
大谷のバットが止まらない。初回1死一塁、右腕・東から中前へ。前夜から3打席連続安打とし、満員で埋まったスタンドを沸かせた。塁上ではヌートバー仕込みのパフォーマンス「ペッパーグラインダー」を見せ、吉田の先制右前適時打と村上の左中間3ランを演出した。
2回2死一、二塁ではきっちり四球を選んだ。前日6日の阪神との強化試合では3打数2本塁打6打点をマーク。帰国後は4打数で2本塁打を含む3安打、6打点とした。
エンゼルスでのオープン戦は2試合とも安打を放って計5打数2安打(1三塁打)だった。計4試合で9打数5安打で打率.556、出塁率.600、長打率1.444。驚異のOPS2.044だ。万全の状態で、リアル二刀流が有力視される9日のWBC1次ラウンド・中国戦へ向かう。
(Full-Count編集部)