オランダ、パナマに競り勝ち開幕2連勝 1次R突破に王手…V弾ボガーツ“猛打賞”

オランダがパナマを下し1次ラウンド突破に王手【写真:Getty Images】
オランダがパナマを下し1次ラウンド突破に王手【写真:Getty Images】

2回にバレンティンが大激走も…本塁打で間一髪アウトに

 台湾で行われている第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールAで、オランダは9日、パナマに3-1で競り勝った。開幕から2連勝となり、1次ラウンド突破に王手をかけた。

 2回先頭で元ヤクルトのバレンティンが四球で出塁。2死となって9番トロンプの左前打の際、左翼手のミスにも乗じて一気に本塁を狙ったが、間一髪届かずに憤死となった。続く3回2死から3番に入ったボガーツが先制ソロ。オフにパドレスと11年総額2億8000万ドル(約382億9000万円)の契約を結んだ手法のバットが火を吹いた。

 5回1死では、プロファーが右越えのソロで加点。8回には先頭のボガーツがこの日3安打目となる二塁打で出塁し、犠打で三塁に。相手バッテリーのミスの間に同点に本塁を陥れた。

 投手陣は先発のマルティスが4回途中3安打無失点の好投。2番手のボルセンブロークが6回に1点を失ったが、7回以降は投手リレーで逃げ切った。

 オランダは8日のキューバ戦に4-2で勝利。この後は11日に台湾、12日にイタリアと戦う。

(Full-Count編集部)

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