韓国代表、背水の日本戦はキム・グァンヒョン先発 かつての“キラー”34歳左腕に大役

WBC韓国代表のキム・グァンヒョン【写真:Getty Images】
WBC韓国代表のキム・グァンヒョン【写真:Getty Images】

かつて“日本キラー”として北京五輪で好投

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場している韓国代表は、10日に行われる「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の日本戦で、左腕キム・グァンヒョン投手が先発する。9日の豪州戦の試合後、イ・ガンチョル監督が明らかにした。

 キム・グァンヒョンは2020年から2年間、カージナルスでプレーし、昨季は韓国プロ野球のSSGに復帰し13勝3敗、防御率2.13という好成績でチームの韓国シリーズ優勝に貢献した。34歳となり、今回のWBCでは投手陣最年長となる。

 2008年の北京五輪で、日本との予選リーグに先発し6回2失点。準決勝での再戦でもマウンドに上がり、8回無失点と好投。“日本キラー”とも呼ばれた。翌2009年の第2回WBCでは、再び日韓戦のマウンドに上がったものの、1次ラウンドでの対決で村田修一内野手に3ランを浴びるなど、1回1/3を投げ8失点KO。第2ラウンドの日韓戦ではリリーフで2/3回を投げただけだった。2015年のプレミア12では、大谷翔平投手と投げ合い2回2/3で2失点だった。

(Full-Count編集部)

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