「試合あると知らなかった」大谷翔平の二刀流は“当然” トラウト「起きたら通知が…」
大谷の活躍にトラウト「彼は今、自分の筋書を書いているような感じだね」
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が9日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 東京プール」の1次ラウンド・中国戦(東京ドーム)に「3番・投手」で投打同時出場した。マウンドで4回5奪三振1安打無失点と好投すると、打者としても左中間フェンス最上部に打球を直撃させる適時二塁打を放つなど“リアル二刀流”として躍動。世界中が注目した活躍と思われたが、エンゼルスで同僚のマイク・トラウト外野手は「試合をやっていたことさえ知らなかったよ」と笑った。
トラウトは大谷の活躍を米地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」に問われると「起きたら(携帯に)通知がいくつも入ってた。彼(大谷)のことを嬉しく思う。ここまでかなりいい5日間だ。彼は今、自分の筋書を書いているような感じだね。彼らはいいチームだよ。どうなるか注目だ」とあっさり回答した。
また、MLB公式のエンゼルス番、レット・ボリンジャー記者は「トラウトはオオタニが昨夜登板予定だということに気づいていなかった。だから、彼は午前3時に起きて彼のプレーを見なかった。ただ、彼(トラウト)は今朝のハイライトを見て、オオタニのパフォーマンスに驚かないと語った」と自身のツイッターに投稿。世界が注目する大谷の活躍も、すでにトラウトにとっては“当然”となっているようだ。
(Full-Count編集部)