打者膝つき空振り「誰も打てん」 侍20歳の“高速魔球”に日米震撼「えげつない」
高橋宏斗は156キロ速球と高速スプリットで韓国打線を牛耳った
野球日本代表「侍ジャパン」の高橋宏斗投手(中日)が“鮮烈デビュー”を飾った。10日に行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」の韓国戦で9回に登板。最速156キロを計測した剛球とスプリットを軸に、1奪三振3者凡退に退けた。侍最年少20歳の投球にファンも大注目。「本当に日本人投手はみんな、えげつないスプリットを投げる」「怪物だ」「ゴージャスなスプリット。驚異的な遂行力」と声が上がった。
高橋は9点リードの9回に登板。先頭打者をスプリットで空振り三振に仕留めると、続く打者2人を剛球で押し込んでいずれも内野ゴロに打ち取った。わずか12球。圧倒的な投球だった。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は「ヒロト・タカハシ、足首を破壊する90マイル(約145キロ)のスプリット」と文言を添えて三振に仕留めたシーンの動画を投稿。ファンは「まだ20歳なのに、このえげつないスプリット。最後のアウトを97マイル(約156.1キロ)の速球で取った」「このスプリットは誰も打てん」「宏斗がバレてもうた」「中日の秘密兵器が秘密じゃなくなってしまった」とコメントを寄せた。