突き刺さる“弾丸スプリット”に米唖然 ベース前でワンバンも空振り「どういうこと」
7回に登板し韓国打線を3者凡退で圧倒
野球日本代表「侍ジャパン」の宇田川優希投手(オリックス)は10日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」の韓国戦(東京ドーム)で今大会初のマウンドに上がった。7回から3番手として登板すると、2奪三振を奪って3者凡退に抑える好投。変化鋭いフォークには、米ファンも注目し「エグい」「どういうことだ」と絶賛している。
先頭のチェ・ジョンから高めのフォークで見逃し三振を奪うと、トミー・エドマン内野手(カージナルス)を151キロの直球で三邪飛、キム・ハソン内野手(パドレス)をベース手前に落ちるフォークで空振り三振に斬った。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が、自身のツイッターに「ユウキ・ウダガワの、もの凄いスプリット」との文言と、キム・ハソンからフォークで空振りを奪う動画をアップして注目。米ファンも「日本の投手は誰でもえぐいスプリットを投げる」と驚いていた。
昨年の7月まで育成だった右腕が、支配下登録から1年も経たないうちに、WBCに登板し、メジャーリーガー2選手を翻ろうした。日本のファンも「落ち幅エグ笑」「あかん、メジャーに連れて行かれる」「弾丸スプリット!」「なにこのフォーク、意味わかんねぇ」と右腕のボールに驚愕していた。