大谷翔平、191キロ右越え適時二塁打→不意打ち三盗成功 3試合連続安打でノリノリ
1次ラウンド・チェコ戦に「3番・指名打者」で先発出場
野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)は11日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」のチェコ戦(東京ドーム)に「3番・指名打者」で先発出場した。4回の第3打席で右越え二塁打を放ち、3試合連続安打をマークした。
初回2死は一ゴロ、3回1死二塁は空振り三振に倒れた。快音は4回1死二塁だった。右翼手の頭上を襲う適時二塁打。打球速度は118.7マイル(約191.0キロ)と弾丸だった。エンゼルスでのオープン戦から実戦は“7試合連続安打”。村上の打席中には三盗をマークした。
試合前のフリー打撃では、9スイングでスコアボード直撃の150メートル弾を含む7本の柵越え。練習を視察したソフトバンクの王貞治会長は「ライフル的なんだよね。彼のは(バットで球を)グッと押し返しているから、落ちそうで落ちない。あのパワーは今までの日本の選手で見たことがない」と絶賛した。
前日10日の韓国戦では「3番・指名打者」で先発出場。6回に右前適時打を放つなど3打数2安打1打点と結果を出し、連勝発進に貢献した。勝てば16日の準々決勝(東京ドーム)へ大きく前進する一戦。二刀流が牽引している。