侍J、準々決勝の相手はイタリアに決定 2位突破決め喜び爆発、敗れたオランダは呆然
全チーム2勝2敗の大混戦も、失点率でキューバ、イタリアが突破
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、1次ラウンドのプールAは12日、イタリア代表がオランダ代表を7-1で下し、“大逆転”でプールAを勝ち抜いた。大混戦となったプールAはキューバ、イタリア、オランダ、パナマ、台湾の全5チームが2勝2敗と並んだ。大会ルールにより、順位は同率チームとの対戦成績、同率チームとの対戦で1アウトあたりの失点数が少ないチームの順で決まり、キューバが1位、イタリアが2位となった。
イタリア代表は3回に1点を失い先制を許すが、4回に6安打を集め、一挙6得点を奪って逆転に成功。白星だけでなく、失点率にも意識が必要な一戦で、投手陣が懸命にバトンを繋ぎ、1次ラウンド突破を決めた。2位突破を決めたイタリア代表は喜びを爆発させた。
この結果により、プールBを4連勝で首位通過した侍ジャパンが16日準々決勝(東京ドーム)で対戦する相手はイタリアに決定した。今大会後の現役引退を示唆していたウラディミール・バレンティン外野手を擁したオランダ代表は、1次ラウンド敗退となり、呆然と立ち尽くした。
(Full-Count編集部)