オリ3年目右腕は「大谷翔平さんっぽい」 先輩内野手も惚れこむ剛球「球エグいぞ」

オリックス・宗佑磨(左)と元オリックス・鈴木優氏【写真提供:PLM】
オリックス・宗佑磨(左)と元オリックス・鈴木優氏【写真提供:PLM】

山下舜平大は「球質が違う。軽く投げているのに糸を引いてる」

 鈴木「若手でこの投手はいいなっていう人いるの?」

 宗「舜平大(山下舜平大投手)じゃない? 球エグいぞ」

 鈴木「今日ブルペン見たけど体つきもフォームも結構変わったよね」

 宗「変わった。なんか大谷翔平さんっぽいイメージ。本人に聞いたわけじゃないからわからないけど、意識していると思う。それ(大谷)にしかみえないし、1人だけキャッチボールでも球質が違うんだよね。軽く投げているのに糸を引いているような」

 鈴木「今シーズン楽しみな選手の一人だね。例年よりは、若干スロースペースで調整してる感じ?」

 宗「WBCで開幕が1週間くらい遅れるんだよね。だからそれでずれているんだと思う。全体練習で身体がそこまで疲れない分、自分でやらなきゃって気持ちになるから、これはこれでいいと思う」

 鈴木「今シーズン、バッティングとか目指している数字とかはあるの?」

 宗「やっぱり3割は打ちたいと思っているし、レギュラーとしてサードで出るとするなら、2桁ホームランという結果も必要になってくると思う。昨季は長打が例年に比べて少なかったから、そこは増やしたいね」

 鈴木「でも率が上がったら、必然と長打も増えてきそうだよね」

 宗「基本的なことをずっとオフシーズンはやってきたから。いい選手って練習と試合の姿が一緒だと思うんだよね。正尚さんとかバッティング練習でやっていることを、そのまま試合でできていると思うな」

 鈴木「守備ももちろん、バッティングフォームも再現性を高くしないといけない」

 宗「もちろん。そのために正しい練習をしないといけないわけだね」

「個人としては3割、2桁本塁打を狙っていきたい」

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