佐々木朗希にチェコ感激「リスペクト」 “お詫び”で芽生えた友情は「世界を平和に」
佐々木は11日に死球を当てたエスカラにお菓子を渡してハグ
野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)の“神対応”にチェコ代表公式も感謝の思いを述べた。先発した11日の「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」チェコ共和国戦で死球を与えたウィリー・エスカラ外野手をホテル前で待ち、両手に持った2袋分のお菓子を“お詫び”にプレゼント。これに対して「リスペクト!」などと敬意を表した。
チェコ代表公式ツイッターは「ロウキ・ササキは休日に早起きして、チェコ代表が球場に向かう前のホテルでエスカラの出待ちをしていた。彼は自分のロケット(速球)がウィリーの膝に当たってしまったことを謝罪し、2袋のお菓子を買ってウィリーに渡しました」と綴った。
4回1死から佐々木が投じた162キロの剛速球はエスカラの膝を直撃。倒れ込んで悶絶したが、痛みをこらえて一塁へ走り、球場は大きな拍手に包まれた。佐々木が降板時に頭を下げて謝罪すると、エスカラは笑顔で返していた。公式ツイッターが公開した映像では、2人はハグをしてお菓子を手に記念写真に収まっている。
2人絆にファンも感激。「スポーツマンシップだ」「スポーツは世界を平和にすることができる」「両方とも素晴らしい」と絶賛の声が。また「日本のお菓子は美味しいですよ! 堪能してください」「コアラのマーチ、キシリトールガム、アーモンドチョコ、やっぱ全部ロッテなんだ!!」といった日本語のコメントもあった。