空振り写真とともに「額に飾る」 大谷翔平を三振斬り…チェコ代表が再会に笑顔
チェコ代表のサトリアに大谷も「今まで見た中で一番遅い球だったけど、制球力がいい」
「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」で、野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)から三振を奪ったチェコ代表のオンジェイ・サトリア投手が14日、準々決勝前の公式練習が行われている東京ドームに突然現れた。大谷にチェコのサイン入りユニホームを渡したり、2ショット写真を撮ったりして、「彼が我々をリスペクトしてくれたということは、とても大きなこと」と喜んだ。
サトリアは11日の侍ジャパン戦に先発し、3イニングを投げ、5安打4奪三振で3失点だった。敗戦投手になったものの、大谷は2打数無安打に抑えた。3回の第2打席では、126キロのストレートとチェンジアップで3球三振に打ち取っている。三塁手のフィリップ・スモラ内野手によると、大谷はその後出塁した際、一塁手のマルティン・ムジーク内野手に「今まで見た中で一番遅い球だったけど、ピンポイントの制球力がいい」と褒めていたという。
この日、大谷からはサイン入りバットやボールを贈られたという。さらにサトリアは三振を奪った“記念球”について「オオタニが私のチェンジアップをスイングしている写真とともに、額の中に入れて飾る」と笑顔で語った。