鷹時代の“相棒”とは「いつも連絡」 キューバ代表グラシアルが語る日本への感謝

WBCキューバ代表のジュリスベル・グラシアル【写真:Getty Images】
WBCキューバ代表のジュリスベル・グラシアル【写真:Getty Images】

シャドーボクシングパフォも…鷹コーチの高谷氏とは今でも交流

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝 東京プール」に出場するキューバ代表が14日、東京ドームでの前日練習に参加した。昨季までソフトバンクでプレーしたジュリスベル・グラシアル外野手が取材に応じ「日本のファンに感謝したい」と思いを語った。

 グラシアルは2018年からソフトバンクでプレー。2019年には打率.319、28本塁打、68打点の好成績を残すなど、5年間で362試合に出場し打率.293、59本塁打、173打点。退団した今も、日本への感謝は忘れない。「5年間プレーしましたが、学ぶことがたくさんありました。日本のファンに、とても感謝しています」と話す。

 キューバ代表は、全チームが2勝2敗で並ぶ大混戦となったプールAを1位で通過した。WBC開幕前の2月にも来日し、ソフトバンクなどと練習試合を行っていたが、準々決勝進出で再来日を果たした。グラシアルも「ここに来られてとてもよかった。満足しています」と感慨深げだった。

 今でもソフトバンクの選手たちとは連絡を取っている。中でも2021年限りで引退し、現在は2軍バッテリーコーチを務める高谷裕亮氏とは大の仲良しだ。現役時代から、本塁打を打った後のシャドーボクシングパフォーマンスをするのがお決まりだった。「試合のこととか、個人的なこととか。いつも連絡しています」と今も続く縁を明かしてくれた。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

RECOMMEND