戦力外の元レギュラーが古巣で現役続行、メジャーの“超大物投手”がDeNAへ 14日の去就
25年ぶり悲願Vへ…DeNAが驚きの“超大物”を補強
14日は去就が未定だった“大物”に動きがあった。DeNAはドジャースから自由契約となったトレバー・バウアー投手の獲得を発表。また、DeNAから戦力外となっていた倉本寿彦内野手は社会人野球の日本新薬へ9年ぶりに復帰することが決まった。
32歳のバウアーは、2020年にナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた右腕。インディアンス時代の2015年から、シーズン途中にレッズに移籍した2019年まで5年連続で2桁勝利を挙げ、メジャー通算83勝のまさしく“超大物”だ。2020年オフに3年1億200万ドル(約132億5000万円)でドジャース入りするも、2021年6月に女性に対する暴行疑惑で出場停止の処分を受け、今年に入りドジャースが自由契約にしていた。
親日家として知られるバウアーと面識のあるDeNAの今永昇太投手は、入団を聞き「あり得ないことですし、現実に起こっていることなのか嘘か本当かわからない。事件と言っていいくらい」と話した。チームが狙う1998年以来のリーグ優勝、日本一への大きな援軍となるだろう。
32歳の倉本は、日本新薬から2015年にドラフト3位でDeNAに入団。遊撃のレギュラーとして2017年には全143試合フルイニング出場を果たし、DeNAにチーム名変更後初となる日本シリーズ出場に貢献した。8年目の昨季は、守備固めを中心に44試合で打率.173、2打点と出番を減らしていた。古巣への出戻りという形で新たな野球人生に向かう。
(Full-Count編集部)