“日本キラー”が韓国代表から引退 日韓戦で4失点に「もっとできたし、残念」
北京五輪で日本を苦しめ“キラー”と呼ばれた
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会連続の1次ラウンド敗退を喫した韓国チームが14日、帰国した。さらに長年代表のエース格を務め、10日の日本戦でも先発したキム・グァンヒョン投手(SSG)が代表からの引退を自身のSNSで宣言した。
キム・グァンヒョンは自身のインスタグラムに「今まで韓国代表のキム・グァンヒョンを応援してくださってありがとう。金メダルを首にかけて国歌を歌うのは、いつも私のプライドでした」とし「たくさん学んで、成長できる機会を後輩に渡さなければならない」とつづった。
日本キラーと呼ばれ、北京五輪では2度の日韓戦に登板。特に準決勝では8回2失点と日本を抑え込み、金メダルの立役者となった。今回のWBCでも10日の日本戦に先発し、3回まで投げ4失点。ただ2回までは5奪三振を記録し、派手なガッツポーズを見せた。大谷翔平投手(エンゼルス)や村上宗隆内野手(ヤクルト)からも三振を奪った。
ただ、結果的に代表での最後の登板となったこの試合についても「もっとよくできたし、残念」と悔しさを隠さず、最後に「もう一度申し訳ない。そしてありがとう」と残している。
(Full-Count編集部)