少年野球のカリスマが初めて試合中に泣いたワケ 大人を変えた“子どもの全力プレー”
多賀少年野球クラブ・辻正人監督【写真:橋本健吾】滋賀・多賀少年野球クラブは正月明けの3連休に東京遠征
子どもの全力は大人を変える力がある。全国制覇3度の実績を誇る学童野球チーム、滋賀・多賀少年野球クラブの辻正人監督がチーム方針を大転換した理由を明かす全4回のシリーズ。最終回は子どもの全力プレーが持つ可能性。辻監督は選手たちの姿を見て、新たに打ち出した「令和の根性野球」は間違っていないと確信した。
指導者の指示ではなく、選手が進んで自らを追い込む「令和の根性野球」。辻監督が新たなチーム方針を掲げてから3か月、選手の全力プレーが持つ力は指揮官の想像を超えていた。
年末年始で休めた体が、まだ目覚めていない1月上旬の3連休。多賀少年野球クラブは東京に遠征した。レギュラーのAチームと控えのBチーム、それぞれが1日4試合をこなすハードな日程だった。