日本ハム、移籍の江越サヨナラ打で“新球場初勝利” 場内大歓声…新庄監督も拳握る
「エスコンフィールド北海道」対外試合2試合目で初勝利
日本ハムは15日、今季から本拠地として使用する「エスコンフィールド北海道」で西武とオープン戦を行い、2-1のサヨナラ勝ちで“新球場初勝利”を記録した。ここで初の対外試合となった14日の同カードは1-3で敗れていた。
1-1で迎えた9回1死満塁、今オフ阪神からトレードで加入した江越大賀外野手が左翼線へサヨナラ適時打を放った。2ストライクから西武・宮川哲投手のフォークを捉えた。一塁を回ったところでナインの手荒い祝福を受け、スタンドからは歓声。ベンチの新庄剛志監督も小さく拳を握り喜びを表現した。
2019年を最後に1軍での安打がない江越は、身体能力に優れ“ロマン砲”と呼ばれてきた。新庄剛志監督は能力を高く評価し、直接指導を続けてきた。歴史に残る一打で、覚醒のきっかけとなるだろうか。