ネットで話題…「レッツゴージョージ」　豪州代表の“応援団長”は3歳の女の子

豪州の1番打者、ケネリーの娘・フローレンスちゃんの応援が話題に

「レッツゴー！ ジョージ！」　かわいらしい声が合図となり、周りのファンもそれに続く。「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」で、グループBを2位で通過した豪州代表の応援が話題になっている。“応援団長”を務めるのは3歳の女の子。1番打者を務めるティム・ケネリー外野手の長女・フローレンスちゃんだ。

　12日に行われた野球日本代表「侍ジャパン」の豪州戦で、ある応援が話題になった。「レッツゴー！　ダディ！」。フローレンスちゃんが応援して、周りのファンがそれに続く。健気に応援し続ける姿がカメラで抜かれると、日本のSNSで話題になっていた。母・アンさんは「有名になっているのは知っています」と笑顔で応える。

　この応援はもともと、ケネリーが所属している豪州プロ野球リーグのパース・ヒートで3か月前から始めたものだという。当初は1人で応援していたが、日本では周りのファンがフローレンスちゃんに合わせて応援をするようになった。パース・ヒートの選手であるアレックス・ホール選手は「レッツゴー！　ホーリィ！」の応援に合わせ、日本戦で9回に高橋宏斗投手（中日）からソロ本塁打を放った。

　素顔は、3歳の女の子。将来は「プリンセスになりたい」と笑顔を見せる。好きなキャラクターは「アナと雪の女王」に登場するエルサで、今回の来日でもディズニーランドに行って楽しんだという。史上初の8強進出を決めた豪州には、強力なサポーターの存在があった。